【映画感想】「スペンサー ダイアナの決意」ダイアナ妃関係の史実、ラストシーンを考察

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洋画
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「スペンサー ダイアナの決意」見てきましたよ!

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視聴方法

映画館

鑑賞前に注意したいこと

嘔吐シーンあり

つまり、食べるシーンも大量にあるので、お腹は空くかも

ダイアナ妃関係の最低限の知識は必要です

ダイアナ妃とは?

映画『プリンセス・ダイアナ』公式サイト|9/30(金)ロードショー
ダイアナ妃没後25年、世界初となる劇場版ドキュメンタリー。ダイアナと王室と、大衆とメディア。25年の時を経てあなたは、あの時代の目撃者となる。

↑ドキュメンタリー映画のサイトなんですが詳しく乗っていておすすめです

映画を見る上で必要そうなところをまとめてみました

1981年7月29日に、チャールズ皇太子(現国王)と結婚

ウィリアム王子とヘンリー王子の2人の男児が生まれるが、1996年に離婚

翌1997年8月31日、交際相手のドディ・アルファドとともにパリのトンネル内で起きた衝突事故で他界

カミラ夫人って?

チャールズ皇太子の2番目の妻

1992年(ダイアナ妃離婚前)に、カミラとの通話がリークされて、皇太子が「君のタンポンになりたい」と発言。このスキャンダルは、「タンパックス・ゲート」または「カミラ・ゲート」と呼ばれているそう

ちなみに、1992年時点でカミラも結婚しておりW不倫というわけである

概要

公開年

2022年

監督

パブロ・ラライン

あらすじ

91年、クリスマス。英国ロイヤルファミリーの人々は、いつものようにエリザベス女王の私邸サンドリンガム・ハウスに集まったが、例年とは全く違う空気が流れていた。ダイアナ妃とチャールズ皇太子の仲が冷え切り、不倫や離婚の噂が飛び交う中、世界中がプリンセスの動向に注目していたのだ。ダイアナにとって、二人の息子たちと過ごすひと時だけが、本来の自分らしくいられる時間だった。息がつまるような王室のしきたりと、スキャンダルを避けるための厳しい監視体制の中、身も心も追い詰められてゆくダイアナは、幸せな子供時代を過ごした故郷でもあるこの地で、人生を劇的に変える一大決心をする

映画公式サイトより 引用

出演者及び役柄紹介

ダイアナ妃(演:クリステン・スチュワート)

史上最も愛されたプリンセス

アリステア・グレゴリー少佐(演:ティモシー・スポール)

護衛や管理などを行う

チャールズ皇太子(演:ジャック・ファーシング)

ダイアナ妃の夫

ダレン(演:ショーン・ハリス)

シェフ

マギー(演:サリー・ホーキンス)

衣装係

【ネタバレあり】感想

見に行ってよかったです

王族なのでスケールは違うものの、Twitterでよくみる”お正月義両親の家行きたく無い”と本質は近く、「嫁いだ人が、相手の家に馴染めず、しかも不倫もされているが、それでも、子供を守っていかなくては」というような状態が続く映画でもございました

映画館で見た方がいい映画

これは、映画館で見た方がいい映画

音楽

ダイアナ妃の感情が文字やセリフでは表現されることなく、表情と音によって表現されることが多い映画でした

映画館の音響ならではの音が、ダイアナ妃の不安な心境を煽るような形で、見ているこっちも息苦しくなる作品でした(褒めてますよ)

衣装、美術

CHANEL全面協力のもと、ファッショナブルな衣装と、ダイアナ妃の部屋や小道具は是非映画館の大きなスクリーンで見るべき映像だと感じました

目でも楽しめる映画で、煌びやかなシーンも多く楽しめます

ちょっとそれますけど、個人的には夜中に冷凍庫の中でダイアナ妃がもぐもぐするシーンが好きです笑(ハムの良い匂いがした気がしました)

衣装的な意味だと、クルエラもよかったです!

アン・ブーリンとダイアナ妃

本作中でもだいぶ説明が出るので、理解できないことはなかったんですが、アン・ブーリンって誰だったっけ(無知)となりまして

ざっくりまとめるとこんな人です

  • ヘンリー8世の愛人になるところをだったが、離婚を成立させ、結婚させた
  • 王女しか生まれなかったので、ヘンリー8世の関心は薄れ処刑に
  • 娘はエリザベス1世

ヘンリー8世が、離婚を認めないローマ教皇と決別し、イギリス国教会を成立させるという歴史的転換点を作った人でもあるんですが、今回歴史が動いたの部分はどうでもよくて、「国王に捨てられた」というところがピックアップされています

作中でダイアナ妃が、夫・チャールズ皇太子とカミラの関係を見て、アン・ブーリンに自分を重ねてみていたようです

(余談)世界史の本

映画好きを名乗ってる割には、世界史に疎いので、世界史の本を買いました。大体の流れがわかるのと、伝記物、戦争物の映画を見る時にひじょーに役に立ちます

キングスマン」見た時にもだいぶ役に立ったのでおすすめです!

ラストシーンの考察

さて、参りましょう(あくまでわたしの解釈です!)

ラストシーンはだいたいこんな感じ

ダイアナ妃が、王族を離れることを決意し、息子2人を連れて、サンドリンガムから逃げ出します

現実だったのか?

現実だと思われます

精神的に追い詰められており、現実と妄想の転換点が曖昧なところが多く、実は妄想という可能性も考えられますが、

「本作は、女王にはならずに自分のアイデンティティを確立しようと決意した一人の女性の物語です」(公式サイトより引用)と監督が明言している通り、妄想で家を出ることはなかったという話は考えにくいです

なにより、本作はファブル(寓話)です(岡田准一じゃないよ!)

過去と現在しか存在しない世界から、未来を掴み取り、ケンタッキーを息子と食べてるダイアナ妃マジカッケェじゃないですか!

ハッピーエンド!最高!

マギー(演:サリー・ホーキンス)の役割

現実のダイアナ妃は、ドディ・アルファドと交際することになるわけですが、本作では、マギーと交際することになるではないでしょうか?

ダイアナ妃の苦悩を知っていて、寄り添ってくれた人な訳ですし

マギーというのが本作らしさを感じました

まとめ

よかったです!

映画館で見て、そのままケンタッキーに行きたくなる映画でした

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