【映画感想】「ハウス・オブ・グッチ」実在のグッチ一族事件に基づいたお家騒動

スポンサーリンク
洋画
*当サイトはアフィリエイト広告を利用しております

こんばんは、ぬんです

スポンサーリンク

視聴方法

映画館

鑑賞前に注意したいこと

公式サイトの相関図を一読するとより楽しめるはず

PG12で、性的描写あり

好みは相当分かれるかも

概要

公開年(日本)

2022年

監督

リドリー・スコット

「ゲティ家の身代金」など

あらすじ

貧しい家庭出身だが野心的なパトリツィア・

レッジャーニ(レディー・ガガ)は、イタリアで

最も裕福で格式高いグッチ家の後継者の一人である

マウリツィオ・グッチ(アダム・ドライバー)を

その知性と美貌で魅了し、やがて結婚する。

しかし、次第に彼女は一族の権力争いまで操り、

強大なファッションブランドを支配しようとする。

順風満帆だったふたりの結婚生活に陰りが

見え始めた時、パトリツィアは破滅的な結果を招く

危険な道を歩み始める…。

公式サイト より引用

出演者及び役柄紹介

パトリツィア・レッジャーニ(演:レディー・ガガ)

本作の主人公

夫・マウリツィオ・グッチ(演:アダム・ドライバー)の暗殺を図る

マウリツィオ・グッチ(演:アダム・ドライバー)

グッチオ・グッチ(創業者)の孫で、ロドルフォ・グッチ(演:ジェレミー・アイアンズ)の息子

妻・パトリツィア・レッジャーニ(演:レディー・ガガ)に暗殺される

アルド・グッチ(演:アル・パチーノ)

グッチオ・グッチ(創業者)の次男

ロドルフォ・グッチ(演:ジェレミー・アイアンズ)

グッチオ・グッチ(創業者)の四男で、マウリツィオ・グッチ(演:アダム・ドライバー)の父

パオロ・グッチ(演:ジャレッド・レト)

アルド・グッチ(演:アル・パチーノ)の息子

素人でも才能がないと思える服を生み出す(美術さん凄いよね)

ジャレッド・レトは、イケメンなので是非検索してみてね

ドメニコ・デ・ソーレ(演:ジャック・ヒューストン)

グッチ家の弁護士

ピーナ・アウリエンマ(演:サルマ・ハエック)

パトリツィア・レッジャーニ(演:レディー・ガガ)おかかえの占い師

パオラ・フランキ(演:カミーユ・コッタン)

マウリツィオ・グッチ(演:アダム・ドライバー)の古くからの友人

【ネタバレあり】感想

めちゃくちゃ好みなお上品昼ドラお家騒動でした笑

マウリツィオが殺されるという結末は決まっているものの見応えのある作品

お金持ちの騒動なのに安っぽさ(褒め言葉)と上流階級との格差をいやでも感じさせられました

ブログ管理人は、全然ブランド物に興味がなくてコーチとグッチの違いがあんまりわからないレベルなんですが、それでも楽しめましたよ!

あと、マウリツィオがマリトッツオに聞こえて仕方なかった笑

パトリツィアが昇り詰めるまで

パトリツィア・レッジャーニ(演:レディー・ガガ)の強かさは、圧巻

商才はあまりなかったようですが、富と権力を握るための立ち回りは清々しさすら感じます

マウリツィオ・グッチ(演:アダム・ドライバー)を口説き落としてからグッチ一族を支配する過程があまりにも華麗。妊娠を告げるタイミンも神がかっているし、アルド・グッチ(演:アル・パチーノ)を追い出すシーンもここまで来ると気持ちい笑

最終的に夫・マウリツィオに愛想つかれて追い出されてしまうわけですが、マウリツィオ殺害後、夫の愛人パオラ・フランキ(演:カミーユ・コッタン)を家から追い出すシーンはもう笑うしかない

でもグッチにはなれなかった

マウリツィオ殺害時の裁判は「わたしをグッチ夫人と呼べ!」と裁判官に行ったりここまでくると失笑しかでてこないのですが、終始パトリツィアは外から来た人であって、グッチ一族にはなれなかったんでしょうね

パトリツィアも、貧しい家庭出身(と公式サイトに書いてある)であるものの父は社長ですし、犬も飼える余裕もあるし、パーティーに呼ばれる。そこそこ金持ちなわけです。「〇〇ちゃん家金持ちよね」的な地元の金持ちなんですよ

でも、圧倒的金持ち・マウリツィオとはレベルが違う。マウリツィオの屈託のない笑みが象徴的ですが、クリムトとゴッホの違いがわからない、アルドの誕生日会、マウリツィオの友人の金持ち加減、などなど「違い」を見せつけられたわけです

本作は、パトリツィアがマウリツィオと出会うところから始まるので、パトリツィアがどうしてグッチ(上流階級)に執着するのかがイマイチわからなかったのですが、日本的に言うと「田舎の地主のご令嬢が、更なる富を目指して都内の財閥系企業(最近一族経営って聞かないですけど)に嫁に入って権力を握ろうとする」感がすごかったです

近所の中では金持ちでも上には上がいるもので、今作ではグッチが最強だったわけです。でもやっぱり生まれ育ちの壁は越えられなかったのかなぁと感じました

一族の崩壊へ

パトリツィア・レッジャーニ(演:レディー・ガガ)がお家をかき乱している中、別勢力がグッチの買収へと乗り出していきます

アルド・グッチ(演:アル・パチーノ)が、唯一の救いみたいなもので、他の親族は商才があるようなシーンがほとんどありません

パトリツィアが、加速させたものの、彼女がいなくても遅かれ早かれグッチ一族は、滅びていたのかなとおもいます

歴史的にもマウリツィオ・グッチ(演:アダム・ドライバー)が社長だった時の経営は相当まずかったそう

ドメニコ・デ・ソーレ(演:ジャック・ヒューストン)が、暗躍してマウリツィオに引導を渡すのですが、「グッチという絶滅危惧種を守るために私がいる」というドメニコの発言は言い得て妙。グッチオ・グッチ(創業者)が作ったグッチを守るためには、グッチ一族を排除する必要があったわけです(ドミニコの思惑に気がつくパトリツィアは、さすがと言えばさすがですね)

マウリツィオに経営放棄させるときに、グッチの象徴的な羊を食べるのは流石にブラックユーモア効いてて笑いました笑

【まとめ】「ハウス・オブ・グッチ」

比較的スローテンポで進む本作。展開が少ないので、好みが分かれる気がしますが、個人的にはグッチ一族の栄枯盛衰を丁寧に描かいていて大満足でした

一生グッチ買わない気がしますけどね。。

*当サイトはアフィリエイト広告を利用しております

コメント

タイトルとURLをコピーしました