「リボルバーリリー」見てきました！
視聴方法
映画館
鑑賞前に注意したいこと
血は出るけど、グロくない
概要
公開年
2023年
監督
行定勲
あらすじ
小曾根百合（演：綾瀬はるか）は、元凄腕のスパイ。ひょんなことから、少年を護ることになる
出演者及び役柄紹介
小曾根百合（演：綾瀬はるか）
凄腕のスパイ
感想
ピンチのジェシーの顔が最高だったw
綾瀬はるかのアクションと美しいファッションショー、これだけで価値がある
設定はめちゃくちゃ好き
韓国映画「悪女」のように殺し屋として育てれた女性が、男性と恋して、その男に裏切られ…殺し屋家業は引退したものの、事件に巻き込まれる。そして女殺し屋を支える仲間たち共に人質を護る というめちゃくちゃ面白いストーリー展開
歴史物としても面白く、関東大震災が起きた1923年の翌年、治安や経済が悪くなりつつあった日本で、陸軍が暴走し始める。百合が山本五十六（演：阿部サダヲ）にお金を渡して大戦を止めるように依頼すると言う（＊山本五十六は戦争を反対し続けた）。歴史的には満州事変を皮切りに太平洋戦争へと繋がっていってしまうのですが、歴史に名前は載らなかったけれども平和を実現するために奔走していた人々を描く話でもあって、面白かったんですよ
なんですけど、「ミッション・インポッシブル」、「キングダム」、「最後まで行く」とアクション映画を立て続けに見たせいなのか、アクションとドラマのチグハグ感というか、なんだかピンと来ませんでした
そこ、ジェシーでよかったんか？
「なんかピンと来なかった」理由を考えてみますか
本作は、軍資金を取り返したい陸軍vs百合陣営。そのため陸軍との戦いがメインで話が続くわけです
おそらく原作通りなんだと思うのですが、「ジェシーvs綾瀬はるか」なのでジェシーがあまりにも小物感が笑
板尾とジェシーの間に綾瀬はるかと張り合えるような、ジャニーズで言うなら岡田准一とかそういうクラスの人が欲しいなぁと。最後に出てきた鈴木亮平でもいいんですけど、綾瀬はるかがジェシーに勝っても何も感じないというか。先鋒戦というか。端的に言うと勝てて当たり前感があるんですよね
例えば、岡田准一出たら死んでも追ってきそうじゃないですか笑 やっぱりアクション映画の悪役（のトリ？）って強くて勝てなさそうと思わせるような人を配置してほしいんですよね
ジェシーの演技がうんぬんというよりは、ぇぇジェシー最後までめっちゃネチネチ生きてるじゃんwみたいな、綾瀬はるかがトドメ刺さなかっただけじゃんみたいな
あと、綾瀬はるかを手玉に取るのが、豊川悦司で、めちゃくちゃ良い配役だったんですよね。それに比べてメインどころの悪役がなんか弱々しいというか、なんかもうちょい強そうな人呼んできてwってなりました
陸軍との戦いなのに一騎討は、清水尋也となんですよね。いやジェシーと一騎討ちしようや
詰め込みすぎでは
先にお話しした通り、陸軍vs百合陣営がメインなのですが、百合の組織の別派閥が出てきたり、唐突にヤクザ出てきたり、Twitterマーク？みたいなのを描く白髪のおばあちゃん出てくるけどマジで何者だったん？という数々の伏線未回収
あとリリーってみんな呼ばないんかい！
逆に過去の話があまりにも欠落していて、百合がどうして最強になったのかとか、今の家業についた理由は？そこは語らないんかい！私の理解不足なのか大風呂敷に感じてしまいました。思い切って前後編にするか、陸軍vs百合陣営に絞ってよかったのではないか？とちょっと感じました
ドラマパートが長尺になったので、アクションシーンが思ったよりも少なかったのも悲しかったです。最後の戦闘シーン、半分霧だし、霧は急に晴れ始めるし、板尾はあまりにも弱そうだし、爆発は最強すぎるし、てか阿部サダヲそこにいるなら、ちょっとくらい手を貸してくれても良くない？（←サダヲのアクションを期待した）ちょっと前のシシドカフカとの共同戦線の方が盛り上がってしまいました笑
ラストの戦いなのに！？えぇ…みたいな… やっぱメインの悪役陸軍との一騎打ちが見たいんだよ……大将は弱くて良いんだけど、それを護る最強アサシン部下と百合の戦いが見たいんだよってなりました
まとめ
百合の過去がめちゃくちゃ気になるので、今度原作読んでみようと思います
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