「お前の罪を自白しろ」見てきました！
視聴方法
映画館
鑑賞前に注意したいこと
特になし
概要
公開年
2023年
監督
水田伸生
あらすじ
政治家一族の宇田家の次男・宇田晄司（中島健人）は建築会社を設立するも倒産し、 やむなく政治スキャンダルの渦中にいる国会議員の父・宇田清治郎（堤 真一）の秘書を務め、 煮え切らない日々を送っていた。
映画公式サイト より引用
そんなある日、一家の長女・麻由美（池田エライザ）の幼い娘が誘拐された。
犯人からの要求は身代金ではなく、 「明日午後5時までに記者会見を開き、おまえの罪を自白しろ」という清治郎への脅迫。
それは決して明かすことが許されない国家を揺るがす”罪”だった。
権力に固執し口を閉ざす清治郎―。
晄司はタイムリミットまでに罪に隠された真相を暴き、家族の命を救うことができるのか !？
出演者及び役柄紹介
宇田晄司（演：中島健人）
宇田清治郎（演：堤真一）の次男
宇田清治郎（演：堤真一）
衆議院議員
緒方麻由美（演：池田エライザ）
宇田清治郎（演：堤真一）の長女
【ネタバレあり】感想
こ、こんなところに尾野真千子…！怪しい、怪しすぎるだろ
テンポ感もよく楽しかった
直近スローテンポの邦画「リボルバーリリー」とか「沈黙の艦隊」（←スローテンポとはいえ、戦闘シーンの映像美も迫力があり、面白かった）を見ていたせいか、「はい次！はい次！」と場面展開が進み楽しかったです
前述のとおり犯人はどう考えても尾野真千子なんですが、動機が不明だし、政治家の派閥争いもあって最後までワクワクしながら見ることができました
中島健人がなぜ解決する必要があるのか？という疑問は少し沸いたんですけど、コメディ色強めだと思えば許容できる範疇。「こんなところに尾野真千子！」でミステリやサスペンスとしてはやや足りない感じがするしね
政治家と刑事たちのキャラが混ざる時があったんですけど、2時間くらいの映画であの大量の登場人物を出してよくまとめたなぁという感じでした
中島健人いいじゃん
「ラーゲリ」以来の映画中島健人（多分）
ラブコメの印象が強かったけど、こういう中島健人よい！
カメラが下からのアングルが多くて、もっとカッコよくとってよ（十分かっこいいのもすごい）とは思いました
解説（話の整理）
楽しくそれなりに楽しめたものの、あまりにも情報が入り乱れていたので、少し整理します
犯人はなぜ誘拐しようとしたのか
犯人は寺中姉弟（尾野真千子たち）。宇田が建設予定地を変更したことにより、家業のやりくりができなくなり、父親が錯乱。弟と揉み合ううちに父親が亡くなってしまう…という一つの政策に翻弄された悲しい理由が明かされます。そもそも宇田に恨みがあります
これに加えて、父親の死体を埋めたところに、宇田が新しい施設を建てることに。遺体をかくすために、誘拐をし、失脚させ建設をやめさせる様にします
官房長官はなんだったのか
8割くらい官房長官vs首相という構造になっているため、寺中姉弟の思惑がわかりにくくなっているのですが、官房長官は混乱に乗じて現政権を潰しに行っただけで、寺中たちとは無関係です
寺中たちは、インターネットで知りうることができる情報のみで行動しています（中島健人がネットで調べるシーンで、父親が建設に関わっていることがネット上にあることがわかります）
官房長官は、国土交通省の山本（ケンティに壁ドンされてた人）から、首相および宇田が悪いことを企んでいることを知っていたため、誘拐の混乱に乗じて、潰しにきただけ。棚からぼたもちというわけです
まとめ
ブラック中島健人もみれたし、続編みたいなと思いました
あとケンティの会社潰したのが、堤真一で笑ってしまったw罪多すぎるでしょ
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