【映画感想】「ラーゲリより愛を込めて」泣ける?二宮和也主演の戦争映画

スポンサーリンク
邦画
*当サイトはアフィリエイト広告を利用しております

ふんどしのケンティ!

スポンサーリンク

視聴方法

映画館

鑑賞前に注意したいこと

涙脆い人はハンカチ必要です

暴力描写はあり。戦争モノならあるのでは?というレベルでグロい描写ではありません。撃たれて死んだりはします

概要

公開年

2022年

監督

瀬々敬久

あらすじ

第二次大戦後の1945年。そこは零下40度の厳冬の世界・シベリア…。わずかな食料での過酷な労働が続く日々。死に逝く者が続出する地獄の強制収容所(ラーゲリ)に、その男・山本幡男は居た。「生きる希望を捨ててはいけません。帰国(ダモイ)の日は必ずやって来ます。」絶望する抑留者たちに、彼は訴え続けた―

公式サイト より引用

出演者及び役柄紹介

山本幡男(演:二宮和也)

強制収容所に囚われることになる。ロシア語が堪能

山本モジミ(演:北川景子)

山本幡男(演:二宮和也)の妻

松田研三(演:松坂桃李)

山本幡男(演:二宮和也)と同じくラーゲリにいる

新谷健雄(演:中島健人)

山本幡男(演:二宮和也)と同じくラーゲリにいる

山本顕一(演:寺尾聰)

山本幡男(演:二宮和也)の息子

相沢光男(演:桐谷健太)

山本幡男(演:二宮和也)と同じくラーゲリにいる

原幸彦(演:安田顕)

山本幡男(演:二宮和也)と同じくラーゲリにいる

六大学野球(慶応)の名選手だった

感想

「いかん、雨が降ってきたな」(ハガレンのマスタング大佐の名台詞)って感じになりました

周りはズビズビ泣いていたんですが、セット感にじわじわきてしまって、作品への没入感を体感するまで時間がかかってしまった気がします

ただただ戦争が辛いですという作品ではなく、今日から頑張ろうと思えるような、前向きになれる作品でした

どんな辛い状況にあっても

山本幡男(演:二宮和也)は、どんな辛い状況にあっても、帰国(ダモイ)を信じています。最初の方は馬鹿にされますが、山本さんの人柄に惹かれ収容者たちが一致団結します

シベリアの冬という最悪のコンディションで、「私真っ先に死にそう」と素直に思ったんですが笑

どんな状況でも前を向き人を助ける山本さんの姿は、光り輝いていてなんだか心があったかくなってきます

綺麗事と一蹴すれば終わりなんですが、暗い気持ちになる戦争映画が多い中、明るくなれる映画だと思います

ラストシーン

本作の原作のタイトル「収容所から来た遺書」にある通り山本さんは収容所で命を落とします

その遺書を松田研三(演:松坂桃李)、新谷健雄(演:中島健人)、相沢光男(演:桐谷健太)、原幸彦(演:安田顕)の4人で暗記して、山本の家族に届けます

最後の相沢光男(演:桐谷健太)が読み上げるときにはもう涙が止まらんのです

戻れなかった山本の意志を仲間達が繋いでいく。そして繋いだ山本の子孫たちで話が終わるという。泣くよ

演技がよかった

絶望的な状況が伝わってくる演技でした。極限の状況下で人を裏切ってしまったが後ろめたさを感じている表情、山本の家族に対面した時の演技etc内容はもちろん面白いのですが、演技だけでも見に行く価値があるなと感じました

ニノが病気が悪化して死が近づいている時の演技は圧巻で、ほんとにこの人死ぬのでは?という気持ちにさせられました

また、王子様正統派キャラが多かったケンティ(中島健人)が、わんぱくど田舎漁師の息子を演じていて意外でした&暗いシーンが多い本作において太陽みたいなキャラクターということもあり、非常に印象的でした。こういう役もまた見たいです

【まとめ】「ラーゲリより愛を込めて」

辛いシーンはあるものの、元気が出る映画です。映像が寒いです笑

*当サイトはアフィリエイト広告を利用しております

コメント

タイトルとURLをコピーしました