【映画感想】「プロミシング・ヤング・ウーマン」他人事には思えない復讐劇

洋画

こんばんは、ぬんです!

見てきました、アカデミー賞脚本賞受賞作!

めちゃくちゃおもしろかったです 事前情報なしでぜひ見に行ってくださいね

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視聴方法

映画館

鑑賞前に注意したいこと

特にないです

ただ、性犯罪の復讐劇というセンシティブな内容ですので、苦手な方は避けましょう(性的描写は、キスまでです)

概要

公開年

2020年(米国)、2021年(日本)

監督

エメラルド・フェネル

制作に、マーゴット・ロビー など

あらすじ

30歳を目前にしたキャシー(キャリー・マリガン)は、ある事件によって医大を中退し、今やカフェの店員として平凡な毎日を送っている。その一方、夜ごとバーで泥酔したフリをして、お持ち帰りオトコたちに裁きを下していた。ある日、大学時代のクラスメートで現在は小児科医となったライアン(ボー・バーナム)がカフェを訪れる。この偶然の再会こそが、キャシーに恋ごころを目覚めさせ、同時に地獄のような悪夢へと連れ戻すことになる……。

公式サイトより

出演者及び役柄紹介

カサンドラ・トーマス(キャシー)(演:キャリー・マリガン)

親友の死を機に、夜ごとお持ち帰り男に裁きを下している 医学部を中退し、現在はカフェで働いているアラサー

演じるキャリー・マリガンは、「17歳の肖像」などで有名

ライアン・クーパー(演:ボー・バーナム)

キャシーの同級生。小児科医

学生のころから、キャシーに思いを寄せている

マディソン・マクフィー(演:アリソン・ブリー)

キャシーの同級生。現在は双子の母。

アル・モンロー(演:クリス・ローウェル)

キャシーの宿敵。ニーナをレイプした張本人。成功して、婚約中。

ゲイル(演:ラバーン・コックス)

キャシーの働くカフェのオーナー。

【ネタバレあり】感想

今年一かも!大満足でした

本作は、親友がレイプされ、自殺してしまった女性の復讐劇です。

セクハラ発言する男の車をバールで破壊するシーンはスカッとしましたが笑、昨今の事件は他人事ではないことを感じられる一作だとおもいます。

甘い恋愛模様と猛毒な復讐劇

本作は、ライアンとの甘い恋愛模様と、猛毒な復讐劇が同時進行します。

ライアンと恋愛をしている間は、昼間。パステルカラーで日の光がさしています。

復讐しているときは、夜。全体的に暗い印象を受けるシーンが多いです。

復讐は、決して男だけではない

「キャシーは夜ごとバーで酔ったふりをして、持ち帰り男に裁き」を下す というCMから、男を不能にして返しまくる映画かな。。と思っていましたが、そんなことありませんでした。

本作は、男VS女ではなく、男を擁護する女や迎合する女も復讐対象です。

この復讐の怖さを引き立てているのは、詳細が、キャシーの口から語られるだけだったり描写が欠けているところかなと思います。

キャシーの言葉は本当なのか、それとも。。

VSお持ち帰り男

酔ったふりをして家に持ち帰りされた後、What are you doing?といいながら正気に戻り、男顔面蒼白

前述のように復讐の内容が不明ですが、お持ち帰り男が反省するような復讐ってなんでしょうね

復讐後、さっそうとホットドッグを食べながら帰るキャシー。腕についたケチャップなのかそれとも血なのか。。

VSマディソン

ニーナの事件を知りながら流したマディソンには、泥酔させて、疑似お持ち帰りをさせました。ニーナのことを酔っぱらったほうが悪いといっていましたが、実際やってみると、ニーナが悪いとは思えないはずです。

でも、ほんとうに疑似お持ち帰りだったんでしょうか?実際の復讐のシーンはなく、「本当になにもしてないよ」のキャシーの言葉だけです。

マディソンは、レイプの証拠をキャシーに渡しますが、「二度と連絡しないで」とまた臭いものにはふたをします。

反省の色が見えないマディソンにキャシーは真実を告げるでしょうか?

VS学長

ニーナの事件をもみ消した学長には、娘をニーナと同じ体験にさせたといいました。ニーナのことは、どうでもよいと思っていましたが、娘のことになると顔色を変えます。

キャシーは、学長に娘さんはここにいると場所を告げますが、娘はそこにいたのでしょうか。。学長と娘はその後出てきません

VSアル

ライアンと決別した、キャシーは、アルのバチェラーパーティーに向かいます

アルの激しい抵抗にあい、キャシーは命を落としてしまうのですが、最終的にアルは警察に逮捕されます。

本作唯一のまともに復讐シーンがある部分です

印象に残ったシーン

冒頭のシーン

冒頭、男性の下半身と胸あたりが強調されるシーンが続きます。

不思議な気持ち悪い雰囲気がしましたが、女の人だったら、すんなり受け入れられるシーンのはず。

マイアミビーチで、水着姿のおしりと胸が強調されるシーン なんていうのは想像に難くないのではないはずです

男性だと変なんです。違和感の塊なんです。

最後までみて、やっとこのシーンの意味がわかってきました。自分も差別や偏見まみれで生きてるんだなって。わたしもマディソンと同じ傍観者で、加害者の一人になりえているんだって。

実家でのシーン

キャシーはアラサーですが、部屋はティーンエージャーのまま。

ニーナと過ごした楽しい時間から、彼女の時は止まってしまっているようでした。

パソコンのホーム画面は、10年以上も前のニーナとの写真。

お持ち帰り男に裁きを与えはじめた時期は不明ですが、復讐ノートをみるに相当数の男を裁きを加えています。その間キャシーの中で、時は進んでいません。ニーナがいなくなってしまう前に戻りたい、持ち帰り男を根絶すれば、ニーナが戻ってくるのではという切なる願いみたいなのを感じました

ラストシーン

キャシーは自分の命と引き換えに、アルたちを逮捕に追い込みます

ただ、キャシーとニーナの払った犠牲(死)に対しては、男たちが受けた被害は小さい気もします。アルたちは、一時成功を収めたわけですし。

二人の死でやっと真実が掘り出されるという皮肉さも、被害者の弱さを表現しているように感じました

ライアンへの復讐は?

ライアンが、ニーナがレイプしているところを傍観していることが発覚します。キャシーはこのことで悩むシーンもありますし、唯一復讐に躊躇する相手だったともいえます。

そんなライアンのメッセージに死んだはずのキャシーからの予約メッセージが届きます

ライアンへの復讐も例のごとく詳細不明ですが、アルが暴露すれば自分もレイプ現場の傍観者として責任を負うことになるし、アルが言わなかったとしても、いつ告発動画がライアンの職場に送付されるか不明の中生きていくことになるのは確かです。

一生忘れないでいてほしいといわんばかりじわりじわりとくる復讐ですね。。

【まとめ】「プロミシング・ヤング・ウーマン」

復讐エンターテイメントの枠を超えた社会派映画で大満足でした。

未視聴の方は、事前情報なしでみにいくことをお勧めます!

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