【映画感想】「怪物」是枝裕和最新作!ラストで子供たちがどうなったかについて考察!

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ミステリー
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「怪物」見てきました!

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視聴方法

映画館

鑑賞前に注意したいこと

虐待の描写あり

頭使う系の映画です

概要

公開年

2023年

監督

是枝裕和

あらすじ

学校で起こった出来事を、母・先生・子供たちの3視点で描く

出演者及び役柄紹介

麦野早織(演:安藤サクラ)

麦野湊(演:黒川想矢)の母

保利道敏(演:永山瑛太)

麦野湊(演:黒川想矢)と星川依里(演:柊木陽太)の担任

麦野湊(演:黒川想矢)

小学五年生、麦野早織(演:安藤サクラ)の息子

星川依里(演:柊木陽太)

麦野湊(演:黒川想矢)の同級生

鈴村広奈(演:高畑充希)

保利道敏(演:永山瑛太)の彼女

【ネタバレあり】感想

めちゃくちゃ面白い映画でした!考察捗る系の映画です!

てか、依里くん、罪な男すぎるなーーーーーー!!

3視点から進む

母親

父親が亡くなり、女で一つで息子を育てるシングルマザーの視点から始まります

母親の視点のみなので、急に息子がおかしくなってしまった感が強く、不穏な雰囲気に引き込まれました

先生

麦野早織(演:安藤サクラ)から見る保利道敏(演:永山瑛太)は、息子を殴る最悪な教師ですが、実際はそんなことはしていないことがわかります

早織の訴えによって、職を追われるし、彼女とは別れる羽目になるし、と先生が被害者のような演出が続きます

子供達

子供たちの視点からは、母親の視点、先生の視点のアンサーになっています

麦野早織(演:安藤サクラ)は、夫が愛人の家でなくなったのにも関わらず、息子の前では父親をたたえる、母親であることが描かれます

母親は息子に立派な父親になることを望みますが、息子は同性愛者です。彼は、そのことを隠すために、「先生に殴られた」と嘘をつくのでした…(辛い)

保利先生はかわいそうなのか?

まず保利先生はかわいそうなのかという点から考えていきます

個人的には、人を殴っていないので、職まで失うのはあまりにもと思いました。

ただ、麦野湊(演:黒川想矢)は確信犯だったと思います

湊に「保利先生の職を失わせたい」とまでの思いはなかったと思うのですが、依里のいじめを放置した責任は負わせたいと考えたのではないでしょうか?

いじめっ子たちも、うまくやっているとはいえ、あそこまでいじめが常態化していればわかりそうなものですけどね&なにより、先生は「湊がいじめた」と決めつけたりしていますし

保利先生が湊を問い詰めるシーンが特に印象的です

保利先生「俺何もしてないよな」湊「うん(いじめを放置した)」と受け取りました

依里は頭が良くないのか?

発達障害ではなく、むしろ頭がよかったんだと考えられます

いろいろなシーンで頭が良いことが描かれています。依里に宇宙について話すとき、作文を書くとき、湊の母に対峙するとき、女の子をうまくコントロールして味方につけているetc

なんで馬鹿を演じてたのか

おそらく父親が原因だと考えられます

保利先生が依里の元を訪れた時に、たまたま居合わせた父親が学歴の話から入ります。本当に頭の良い人は、初対面で学歴や職歴を自慢することはないと思いますし、父親自体に学歴等のコンプレックスがあるんだと考えるのが自然です

で、依里の方が頭がよいと気が付いた父親は、豚の脳が入っていると罵ったのではないでしょうか?

また、同級生には馬鹿だと思われていたほうがよいので、馬鹿を演じていたのだと思います

校長の真意

保利先生を追い出す方向にうまく持ち込んでいるように感じたので、そこの部分の考察を

理由としては、保利先生に孫の事件を嗅ぎまわられたくなかったのだと考えられます

保利先生の視点の場面で、彼女が「社内告発がどうのこうの」というシーンがあり、告発されるのを恐れたのではないでしょうか

事故だと思うけど

面会で墓のこと気にする?と思いました

例えば、血のつながっていない孫で追いだしたかった、なので事故に見せかけて……怖すぎて震えてきた

ラストシーン

2人は死んだと思います

電車のレールがなくなっていること、保利先生と早織が水に埋まった電車をみていること、起きた先が病院ではなく、晴れている外であることetc

救われなさすぎない?

まとめ

いろいろな考察ができて、もう一度みたい映画でした

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