「アナザーラウンド」見てきました!
鑑賞前に注意したいこと
軽度な濡れ場あり(そこそこ喘ぎ声あるので、リビングとかではみないように)
コメディに区分けされてるけど、コメディなのか?星新一?ってなる
犬が死ぬ
概要
公開年
2020年
監督
トマス・ヴィンターベア
あらすじ
冴えない講師のマーティンたち4人は、飲酒後に仕事をする実験を始める
出演者及び役柄紹介
マーティン(演:マッツ・ミケルセン)
歴史講師
マーティンの妻(演:マリア・ボネヴィー)
マーティン(演:マッツ・ミケルセン)の妻
感想
マッツに冴えない男は無理がある
デンマーク文化にカルチャーショック
本作はデンマークの高校を舞台に、冴えない教師4人が、好転しない日常を酒の力でなんとかしようともがく作品
なので、デンマークの文化がめちゃくちゃ出てくるんですけど、馴染みがなさすぎて、話が頭に入ってこない笑 由々しき事態
中でも驚きなのが「高校生でも飲酒が可能であること」と「大学入試」
デンマークは若者が酒を手に取りやすい国である。まず値段が安く、ペットボトルの水よりも安く買える酒もある。また他の北欧諸国と比べ、酒を購入できる年齢が低く、スーパーマーケットなどでもアルコール度数の高い酒を気軽に購入できる。実際、16歳になると、ビールやワインなど16.5%以下の酒を店で購入でき、18歳からは度数の制限がなくなり、バーやレストランでも酒を注文できる。さらに親が買ってきた酒を飲むことを禁止する規制はなく、16歳になる前でも飲酒を許している家庭も多いようだ。
https://www.kyobun.co.jp/close-up/cu20230513/
まじか…てか、16.5%ってなんの基準なの…?酒は酒だろ笑
マーティンと生徒が「どのくらい酒飲んだ?」という会話があるんですけど、「は?」みたいな量なんですよwデンマーク強いわ、そりゃ瓶から直飲みするわ
で、「大学入試」なんですけど
各学科で定められている科目を高校教育までに履修した上で、高校3年次に行われる高校卒業認定試験の成績が合格レベルを満たして入れば入学許可が下ります。私立大学はなく、たとえ家庭が裕福でも選択肢が増えるわけではありません。
https://kyoiku.yomiuri.co.jp/campus/contents/post-718.php
入試という概念が存在せず、全部の高校が付属高校みたいな感じなんでしょうね
冴えない男なのか?
映画界で「冴えない」「不細工」は、冴えなくないし、イケメンや美女なことが多いのだが、数々の悪役をやってきたマッツが冴えない中年の歴史講師にずぇんずぇん見えない
冒頭の薄暗いレストランでのシーン、冴えないおっさんズがご飯してるシーンじゃなくて、世界を転覆する計画を練っているシーンか?って感じする
あんなイケオジの先生いたら、バレンタインデーに女子生徒からチョコ腐るほどもらうだろ…
【考察】酒だけでは人生変わらん
…と映画の本筋の関係ないところでツッコミどころが多かったのですが、アカデミー賞とるほどなのか?というのは置いておいて、マッツ好きならみて損はないし、話もちょっと辛いけど生きづらさみたいなのを描いていて見応えはありました
ラストシーンは、妻と復縁できる事でダンスしていたマーティンが海に飛び込んで終了。という、「続きはお前ら考えろよ」という幕切れでした
生きているにしろ、死んだにせよ、酒は全てを解決することはなく、それでも人生は続いていくから生きようぜ&人間ってあっけなく死ぬよなみたいな風に受け取りました
友人の死
トミーが船に乗って死んでしまうのですが、おふざけの延長なのかなと思います
トミーの家が映り、少し寂しい生活をしてるように見受けられますか、自殺するほどではないのかなと(するならもっと前にしてる)
「体育教師が救命胴衣なんて」という友人の言葉をふと思い出し、脱いだんだと思います
悲しい事故すぎる
妻のメッセージ
マーティンの妻が復縁しようと連絡が来るのですが、妻の描写があまりにもなく唐突な印象を受けました
事の発端は妻が浮気したことなので、距離を置いて考えを改めたということなんでしょうね。おそらく
ただ、マーティンがカッとなってDVみたいな感じになっていたので、一緒にいたいってなる?という疑問は残りました
まとめ
酒に酔っているシーンは見応えがありました
特に飲んだ時の授業のシーンはおもしろく、この先生の授業受けたいなぁなんて思ったり笑
まぁマッツ好きは見て損はない
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