こんばんは、ぬんです
フローレンス・ピュー結構好きなので見てきました
視聴方法
映画館
鑑賞前に注意したいこと
濡場シーンあり、フェミニズム的な映画
概要
公開年
2022年
監督
オリビア・ワイルド
あらすじ
完璧な生活が保証された街で、アリスは愛する夫ジャックと平穏な日々を送っていた。そんなある日、隣人が赤い服の男達に連れ去られるのを目撃する。それ以降、彼女の周りで頻繁に不気味な出来事が起きるようになる。次第に精神が乱れ、周囲からもおかしくなったと心配されるアリスだったが、あることをきっかけにこの街に疑問を持ち始めるー。
公式サイト より引用
出演者及び役柄紹介
アリス(演:フローレンス・ピュー)
ジャック(演:ハリー・スタイルズ)の妻
ジャック(演:ハリー・スタイルズ)
アリス(演:フローレンス・ピュー)の夫
ハリー・スタイルズって、ワン・ダイレクションの人か
バニー(演:オリビア・ワイルド)
ジャック(演:ハリー・スタイルズ)夫妻の隣人
シェリー(演:ジェンマ・チャン)
フランク(演:クリス・パイン)の妻
フランク(演:クリス・パイン)
シェリー(演:ジェンマ・チャン)の夫
感想
アダルトな「ソードアート・オンライン」かな?
「幸せ」の崩壊
「完璧な幸せ」それは、夫が外で稼ぎ、その間妻は家事をする、そして帰ってきた後二人で素敵な時間を過ごす
時代錯誤な感じもしますが、オールドファッションなどから、ちょっと前の古き良き時代なのかなーと感じさせられます
ですが、その「完璧」に見えるその風景は、量産的でシンメトリー。数分足らずで観客としては気持ち悪さを感じるんですが、住人はそう感じていません
しばらくしてアリスは卵の中身がなかったりetcその空間にだんだんと違和感を感じます
そして、住人の1人が真実に辿り着いてしまい自殺をしてしまいます。主人公アリス自身が、自殺を見てしまい完全に狂い始めます
「幸せ」だったもの
幸せだった世界は、仮想空間でした。現実のジャック(演:ハリー・スタイルズ)は、無職で他人の部屋からご飯をつまみ食いする男、アリスはバリバリ働きジャックに愛想を尽かしていました
ジャックは完璧な世界を実現するために、アリスの同意なく仮想空間に閉じこもるプロジェクトに参加します
アリスのそれから
アリスは洗脳からも解け、ジャックを殺害し、本部に向かうとこで終わります
おそらくアリスは、現実に戻れたんだと思われます
さて、ここからが考察したい部分です
本部とはなんだったのか
男たちが朝本部に向かって出勤します。彼らは仮想現実だと知っているので、本部に行くと現実に戻れるのではないでしょうか
現実に戻ってしまうため、女性たちに近づくなと言ってるのも納得できます
現実に戻れないのは困りますし、女性が届く範囲で戻れるボタンがあったら困りますからね
寝たきりの女性の世話をしなきゃならないので、男性側は起きないといけませんので
現実と仮想空間
ほとんどリンクしていないようですが、死だけは一致していそうです
ん「ソードアート・オンライン」なの??
「ソードアート・オンライン」をご存知ない方に向けて平たく説明すると、仮想現実ゲームをやっていたらゲームから抜け出せなくなりそこでの死は現実の死となるデスゲームへ参加してしまったお話です
本作、全体的に既視感がある内容だったんですが、まさかのライトノベルが1番近くに感じるとは(「ゲット・アウト」ぽいって言っている方が多かったですね)
話が脱線しましたが、最後にバニー(演:オリビア・ワイルド)が「夫の死は、現実の死を意味するわ」と言っていることから、主催者側に不利益になる段階で消しますよということなんでしょうね。まぁ犯罪ですし。始めることはできても妻側が戻ることはできないんでしょうね(夫側は、継続「する」「しない」の選択権がありそうですが)
ただ、シェリー(演:ジェンマ・チャン)がフランク(演:クリス・パイン)を殺して、指揮権を取ったり、アリスが現実に戻っただろうということくらいしかわからないので、続編があるのかな?
それはそれで、「イカゲーム」的な展開ですね笑
まとめ
既視感はあるものの最後まで楽しめました。ちょっと尺が長くない?と思う個所もあるにはあったんですが、フロピューの演技がみれたので大満足でした
ジャックも完全悪ではないし、バニーみたいに仮想空間に閉じこもる選択をした人もいて、完璧な空間に対して、登場人物は人間臭くてよかったです笑
「ドント・ウォーリー・ダーリン」というタイトルも好きです。アリスが「心配しないで一人で生きているからジャック」ともジャックが「幸せな生活を送らせてあげるよ、アリス」と言っている風にも取れて、おしゃれさを感じました
コメント