こんばんは、ぬんです
藤ヶ谷太輔さんの演技が非常に良くてこれを見に行くだけでも価値ありです
視聴方法
映画館
鑑賞前に注意したいこと
特にないです
藤ヶ谷太輔さんご本人とかけ離れたキャラクターなのでびっくりするかも笑
概要
公開年
2023年
監督
三浦大輔(最初ベイスターズの監督かと思ったw)
あらすじ
自堕落な日々を過ごすフリーターの菅原裕一は、長年同棲している恋人・里美と、些細なことで言い合いになり、話し合うこともせず家を飛び出してしまう。その夜から、親友、大学時代の先輩や後輩、姉のもとを渡り歩くが、ばつが悪くなるとその場から逃げ出し、ついには、母が1人で暮らす北海道・苫小牧の実家へ辿り着く。だが、母ともなぜか気まずくなり、雪降る街へ。行き場を無くし、途方に暮れる裕一は最果ての地で、思いがけず、かつて家族から逃げていった父と10年ぶりに再会する。「俺の家に来るか?」、父の誘いを受けた裕一は、ついにスマホの電源を切ってすべての人間関係を断つのだが
公式サイト より引用
出演者及び役柄紹介
菅原裕一(演:藤ヶ谷太輔)
フリーター
鈴木里美(演:前田敦子)
菅原裕一(演:藤ヶ谷太輔)の彼女
今井伸二(演:中尾明慶)
菅原裕一(演:藤ヶ谷太輔)の友人
田村修(演:毎熊克哉)
菅原裕一(演:藤ヶ谷太輔)の先輩
加藤勇(演:野村周平)
菅原裕一(演:藤ヶ谷太輔)の後輩
菅原香役(演:香里奈)
菅原裕一(演:藤ヶ谷太輔)の実姉
菅原智子(演:原田美枝子)
菅原裕一(演:藤ヶ谷太輔)の母
菅原浩二(演:豊川悦司)
菅原裕一(演:藤ヶ谷太輔)の父
感想
面白いじゃん!!
見るときに正直面白いのかなぁと思ったんですが、いやこれ面白い!本当に共感と反感って感じでした
主人公はクズなんだけど逃げたい気持ちはわからんでもないし、キレる周囲の人々の気持ちもよくわかるみたいな
最初に家を出てきた時には逃げるために出て行くんですが、最後は自分の意志でで出て行きます。最終的に「クズ」から少し前進する形で終わったので、私も頑張ろうかなみたいな前向きな気持ちになれました
主人公以外も逃げている
主人公以外の登場人物も逃げているんですよ
主人公がめちゃくちゃ逃げに逃げるんであんまり感じないんですけど、主人公に愛想をつかした周囲の人も聖人君主じゃなくて、人間ぽさがよかったです
例えば、彼女の鈴木里美(演:前田敦子)も目の前の彼氏の問題から逃げてますし(まぁ主人公にだいぶ非はありますが)、母親も宗教に縋っていたりetc
完璧人間が主人公を救済する話ではないのが良いですよね。普通にいそうな人なんですよ
あと、オチに彼女と友人が付き合っちゃうのも、なんとなくわかっていましたけどよかったですね
主人公はなぜ逃げ始めたんだろう?
夢破れたのかな?とセリフから少し思いました。YouTubeなんて邪道!と友人の話を遮るために怒りますが、遮るのが目的とは言え普段考えていないとこんなセリフ出てこないですよね
映画の世界で失敗したのかしら?
なにかで挫折してそのまま閉じこもってニート始めた感じがしました
とりあえず彼女と同棲し始めたときからニートだったとは思えないんですよね(最初からニート飼うほどの収入あるとは思えないし)
細かいところがよかった
話は主人公が逃げまくって前進する話なので考察とかはあんまりないんですが、苫小牧の描写が楽しかったです
北海道って大晦日におせち食べるのですが、大晦日のシーンでおせちを食べていたり、六花亭や松尾ジンギスカンの袋があったり、見ていて楽しかったです
【まとめ】「そして僕は途方に暮れる」
逃げまくった主人公の再生の物語。誰しも逃げたい!という気持ちはあると思うので、人間らしくて楽しかったです
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