こんばんは、ぬんです
映画初めしてきました!
視聴方法
映画館
鑑賞前に注意したいこと
R-15です
ラブシーンは多いです
概要
公開年
2021年
監督
松本花奈
慶應義塾大学総合政策学部在学中
原作
カツセマサヒコの同名小説が原作
あらすじ
東京・明大前で開かれた学生最後の退屈な飲み会。そこで出会った<彼女>に、一瞬で恋をした。下北沢のスズナリで観た舞台、高円寺で一人暮らしを始めた日、フジロックに対抗するために旅をした7月の終わり・・・。世界が<彼女>で満たされる一方で、社会人になった<僕>は、〝こんなハズじゃなかった人生″に打ちのめされていく。息の詰まる会社、夢見た未来とは異なる現実。夜明けまで飲み明かした時間と親友と彼女だけが、救いだったあの頃。でも僕は最初からわかっていた。いつか、この時間に終わりがくることを・・・。
公式サイト より引用
出演者及び役柄紹介
僕(演:北村匠海)
大手印刷会社に勤める主人公
リベンジャーズとはまた違ったヘタレ具合でよかったです
彼女(演:黒島結菜)
“LINEよりも手紙が似合いそうだし、パスタよりもそばが似合いそう”
僕(演:北村匠海)が一目ぼれした彼女
古賀尚人(演:井上祐貴)
僕(演:北村匠海)の同期
【ネタバレあり】感想
恋愛映画をあんまりみないんですが(「呪術」も純愛映画か)、「花束みたいな恋をした」しかり京王線明大前駅で飲み会開けば恋に落ちれるのだろうか。。と感じる今日この頃
2012年、飲み会で偶然であった院卒年上ドストライク美女に心を奪われてしまう僕(演:北村匠海)。
そんな彼女に「私と飲んだほうが、楽しいかもよ?」なんて言われて、僕は飲み会を抜け出します
ほどなくして二人は付き合いめでたしめでたし。。なんて話が前半を占め、「はいはい、いいですね~」となっていたところ、だんだん雲行きが怪しくなっていきます。
彼女の「秘密」とは
彼女が結婚をしていて、僕(演:北村匠海)は間男(夫のある女性が関係をもった男性のこと)であることが明かされます
「3年目の浮気」ならぬ「3年間の浮気」だったわけです
同じ映画を見ていた女子大生ぽい方が「最低だよ!あんなん!」とキレていましたが、いやほんとそれな。
話しかけた理由が「(単身赴任中の)旦那に似ていたから」とか、指輪は終始外さない、一線を越えるときは僕側に誘わせるなど、「はいはい、いいですね~」とみていた映像がガタガタと崩れ落ちていきます
彼女の「秘密」を知ったうえで、再視聴したい映画でした
理想と現実
本作は、彼女(演:黒島結菜)との結ばれない恋がメインですが、理想と現実とのギャップについても描かれています
物語の始まりは、就職祝いの飲み会。幹事が意気揚々と「俺たち勝ち組」なんて言ってしまう痛い飲み会です。僕(演:北村匠海)も「勝ち組」の一人で、大手印刷会社に内定が決まっています
飲み会はつまらないものの「勝ち組」に入れている僕は、少し誇らしげそうにいます
場面は変わって、就職後配属先は、総務部でした。就活の時に、あれだけ理想を語らされたのに、現実とのギャップに僕は落胆します
ハンコは左斜めに傾けるようにしたり、ペーパレスという価値観自体が存在しなさそうな職場です。(ハンコを左斜めに傾けるのは、部下が上司にお辞儀をしているように見えるからなんだそう)
そもそも、渋谷の街全体をジャックして広告を打とうなんて考えだすような斬新な会社ではないし、ましてや日々回ってくる仕事は、会議室をおさえたり椅子を並べたり、書類整理したり、この会社じゃなくてもできる仕事ばかり
そんなある日、印刷工場で作業員が怪我をします。指を切る(切断)というセンシティブな事件が起きるのですが、僕は非日常に興奮を覚えます
怪我なんてことは、頻繁に起こることなく、僕は日常へと帰っていきます
虚無虚無プリンだけど、それでも人生は続く
最後は、僕が、昔を思い出して笑います
あの頃思い描いていた理想はなく、そばには愛した人もいない。それでも人生は続いていきます
大学生から社会人2年目くらいまでのマジックアワーをひしひしと感じられる映画でした
余談:見ながら少しきになったこと
- エイリアンズ(アラーム音の曲名)では絶対におきれません
- ファーストキスは王将の味
- RADWIMPSのアルバム3枚目と4枚目のアルバムは2006年発売
- いや、バスローブは脱ごう?(北村匠海がお尻がNGだったのかもしれない)
- 彼女の財布の中、結構汚め
【まとめ】「明け方の若者たち」
「花束みたいな恋をした」を想定したのですが、もっとえぐい話でした
ちなみに、彼女の話は、アマゾンプライムで見れるようです
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