クズたちを見てきました!
視聴方法
映画館
鑑賞前に注意したいこと
特にないです
婦人科関係の描写と濡れ場シーンはあり
概要
公開年
2022年
監督
山岸聖太
あらすじ
4組のカップル。それぞれが悩みを抱えていた
出演者及び役柄紹介
1組目
岡崎真知子(演:前田敦子)
デザイナー
朝井怜人(演:菊池風磨)
ヒモストリーマー
2組目
安西美和(演:伊藤万理華)
ギャル
万城目泰造(演:オカモトレイジ)
フリーター
3組目
北川七瀬(演:黒川芽以)
風俗嬢
飯島慎太郎(演:三浦貴大)
北川七瀬(演:黒川芽以)の客で、売れていた元子役
4組目
桜井鈴(演:趣里)
子役上がりのタレント
星川富(演:千葉雄大)
ボンボン、ゲイ
【ネタバレあり】感想
「なんで、あんな立派な子が、こんなクズと付き合ってるんだ?」のアンサーを垣間見た気がします笑
それぞれのカップルの部屋の装飾か細く、こだわりを感じました。見ていて楽しかったです
それぞれのカップル
同じ日に起きた別のカップルの話をオムニバス形式に描いており、お洒落でありました
最近のだと「ちょっと思い出しただけ」が日付に焦点が当たった演出で、楽しかったです
2020年1月15日
物語は2020年1月15日から始まります。コロナが流行りたての頃ですね
日本人の主食(今は落ちてはきていますけども)といえば、「米」。その米に対する4人の女性の扱い方にクローズアップされるシーンから始まります。最初は何かのメタファーなのかなと思ったのですが、メタファーではなく、それぞれの女性の考え方・人柄がわかるような演出なのかなと感じました
この頃はまだカップルたちは、ラブラブしているのがメインですが、ラストへの伏線(安西美和(演:伊藤万理華)の振込シーンなど)が張られています
2020年3月14日
時は流れ2020年3月14日、ホワイトデー
ちなみに、はじめての緊急事態宣言は2020年4月7日から始まり、ほとんどの人が不安に感じていた時期ともとれます
そして、2ヶ月も経つとクズ男が、クズの部分を見せてきます
2018年
4組のカップルは、実は別の組み合わせのカップルであったことがわかり、クズ男が前から変わらずクズ男であることが描かれます
- 岡崎真知子(演:前田敦子)×星川富(演:千葉雄大)
- 安西美和(演:伊藤万理華)×朝井怜人(演:菊池風磨)
- 北川七瀬(演:黒川芽以)×万城目泰造(演:オカモトレイジ)
- 桜井鈴(演:趣里)×飯島慎太郎(演:三浦貴大)
安西美和(演:伊藤万理華)が、朝井怜人(演:菊池風磨)へ毎月5万振り込んでいることがわかり、北川七瀬(演:黒川芽以)の息子の父親が万城目泰造(演:オカモトレイジ)だとわかります
2020年4月1日
ついに女性たちが、クズ男たちにキレ、別れを切りだします。男たちは家を出るわけなんですが
これで終わらないのが本作のキモ
「2018年と同じことをしているのではないか?」「クズ男であるけれど、自分は聖人君主なのか?」「そんなことない、隠し事はあるし」「クズ男でも、いてくれるだけでも嬉しい時もある」etcと女子4人の気持ちが一致し、バラバラに生活していた4人のセットが一つになり、4人が出会います
そして、謎パワーを発揮し、追い出す前に時が戻ってヨリを戻すわけです
「超越」ってこう言うことだったんだと思いました
恋愛というよりは母性くらいまで超越してるし、時間の概念も超越するという
個人的には、日付がエイプリールフールなの、じわじわきました笑
【最後に】「もっと超越した所へ。」
超越してしまった彼女たちの今後が気になるのと、あとは、エンドロールのオフショットがよかったです
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