【映画感想】「そこのみて光輝く」綾野剛・菅田将暉のカメレオン俳優ぶりが楽しめる映画

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こんばんは、ぬんです

綾野剛と菅田将暉のカメレオン俳優ぶりを見たくて、「そこの見て光輝く」をみました

影のない菅田将暉をよくみていたので、新鮮でした。綾野剛は、逆に石原さとみとのラブコメの方が新鮮です笑

カバー画像は、Yahoo映画からの引用となります

Huluで見ました!

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鑑賞前に注意したいこと

R15作品のため、濡れ場シーンも多くあります(菅田将暉のはないです)

また、話の展開も暗く「綾野剛♡菅田将暉♡」みたいな感じで見ると火傷します笑

ちなみに、私も火傷してます笑

介護や貧困などの重い社会問題を扱った作品です。元気な時の視聴を心からお勧めします

だだ、冒頭の綾野剛の美しいお尻は見てほしい!

概要

佐藤泰志の同名小説の映画。第38回モントリオール世界映画祭最優秀監督賞、キネマ旬報ベスト・テン1位などの数々の賞を受賞しました。

制作年

2014年

監督

呉美保

「きみはいい子」など

出演者及び役柄紹介

佐藤達夫(綾野剛)

無職で自堕落な生活を送っている。ほとんど酒やタバコを咥えている。パチンコ屋と飲み屋によく出没。

山の仕事(本編では職種の明言はないが、おそらく採掘業)で、同僚を失い自責の念を感じている。千夏と恋に落ちる。

お尻が綺麗

大城千夏(池脇千鶴)

朝から晩まで働く、大城家の大黒柱。中島の不倫相手でもある。達夫と恋に落ちる。

大城拓児(菅田将暉)

仮釈放中。パチンコ屋で、達夫にライターを借りたことがきっかけで親しくなる。菅田将暉とは思えない歯の汚さ。

収入はほとんどパチンコに消えている模様。

中島(高橋和也)

今作のいわゆるヒール。造園業を営む地元の名士。外面はよくしあわせな家庭を築いているが、一方で千夏との不倫関係を強引に続けたり、妄想性パーソナリティー障害ちっくな行動を取る。

松本(火野正平)

達夫の職場の先輩。達夫のことが気になり、家の前まで訪ねてくれる。最初は親族だと思った人多数(私調べ)

大城かずこ(伊佐山ひろこ)

千夏と拓司の母。夫の介護を献身的に行なっている

大城泰治(田村泰二郎)

千夏と達治の父。脳梗塞で倒れ寝たきり。

あらすじ

無職の達夫は、拓児を解して千夏と出会う。無事恋仲になった二人だが、千夏と千夏の取り巻く環境にはさまざまな困難があった。

感想

下記、ネタバレ含みます

本作は、達夫と千夏の恋物語です。(のはず)

二人の恋路を邪魔するのが、千夏を取り巻く環境なのですが、これがひどい。

大城一家の貧困、介護、そして障害

貧困

大城一家の家計は、千夏が支えています。週三で水産加工工場で働きながら、夜は体を売っています。

千夏は「昼間普通に働いたことがあるが、性に合わなかった」と達夫に向かって言います。

この言葉の真意は不明ですが、普通に働いても家族4人は養えませんですので、風俗・愛人業などにシフトしていったのでは?と思いました

介護

脳梗塞で倒れた父は、言葉は話せないものの性欲の処理を妻(やがて千夏)にさせるようになります

「性欲を止める薬もあるんだけど、良くないのよ」という趣旨の発言を千夏がしますが

回復しない状態ですので、薬が買えないという発言とおもわれます。

また、被介護者の性欲処理は、社会問題にもなっています。考えさせられるシーンでした

障害

明言は、ありませんし、私は専門家ではないので、あくまで考えです

拓児(菅田将暉)に、軽度の発達障害のような症状がありました。刑務所に行った理由は、暴行騒ぎを起こしたからなのですが、記憶になかったり、後先考えず姉を守るために中島を刺してしまったり。

達夫も中島と敵対しますが、後先や千夏を考えた上で行動を起こします。達夫の行動と比較しなくても、拓児、やっぱりちょっとおかしいのかもと思える描写になっています。

ラストシーン

家族もぼろぼろになりますが、達夫は千夏を支え続けます。原作では二人の間に子供ができ、幸せになりそうなので、今度時間があったら読もうかなと思いました

まとめ

綾野剛の尻は偉大、

ではなく、色々とかんがえさせられる映画でした。

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