【書籍感想】「いま、台湾で隠居してます」台湾の八角の匂いがしてきそうな隠居日常エッセイ

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こんばんは!ぬんです

台湾×大原扁理さん 買わないわけがないじゃない!

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こんなひとにおすすめ

既に台湾を訪れていて、ディープな台湾を除きみたい

海外で(隠居)生活について知りたい など

台湾の観光ガイドというよりは、日常生活について描かれています。

ざっくり大原扁理

ミスター隠居のナイスガイです(だいぶざっくり)

今回の本には、写真が載っておりませんでしたが、「思い立ったら隠居 週休5日の快適生活」にお写真が載っていてナイスガイでした

20代で世をはかなみ、東京で隠居を決め込んで6年

p16

「隠居」の文字から受け取る印象よりも、だいぶアクティブな方です。エッセイをたくさん書かれています。

他の著書も新鮮で面白い内容ですので、チェックしてみてください

ワーキングホリデーって?

ワーキングホリデーを利用して、台湾に行かれたという大原さん。

ワーキングホリデーって日本でも使えるの?と思った、無知なわたしです笑

ワーキングホリデー対象者

査証申請時の年齢が18歳以上30歳以下であること(オーストラリア,カナダ及び韓国との間では18歳以上25歳以下ですが,各々の政府当局が認める場合は30歳以下まで申請可能です。また,アイスランドとの間では18歳以上26歳以下の方が申請可能です。)。

外務省HPより

これは利用してみたいかも、、

対象国

全部で26カ国、メジャーどころだとカナダや韓国、フランス、ドイツ、イギリス など

英語圏は人気があり、大原さんもイギリスを取得しようとしたがダメだったと記述があります。

大原さんが、台北駐日経済文化代表処(台湾の大使館)に電話したところ、

たくさん残ってますよ。ていうか毎年余ってますよ。

本文p30

と回答があって決めたそうです。

淡水ってどんなところ?

淡水駅付近に住み始めた大原さん。わたし、淡水めちゃくちゃ行きたいので、羨ましさしかない笑

台北駅(台湾で言うところの東京のような駅)から、淡水信義線(レッドライン)で一本で行けます

台湾のベニスと呼ばれ、台湾とヨーロッパが融合したような独特な街並み。あと海の幸が人気のスポットでもあります。

台湾土産で悩んだら

台湾土産といえば、パイナップルケーキ

皆さんも一度はもらったことがあるのではないでしょうか?

そんなマンネリお土産に裏技が紹介されていました

専門店のいちばん高いパイナップルケーキと、スーパーで売っている一番安いパイナップルケーキをセットにして渡すこと。

p184

ほほん、これはいいことをきいてしまった

私が好きなパイナップルケーキをここでご紹介

台北大倉久和大飯店のパイナップルケーキ!見た目も映えなので、おすすめ

柄が可愛すぎて禿げる 味はもちろんおいしい

台湾社会とマイノリティ

日本人で隠居をしているという大原さんだから感じられた台湾社会についても語られています

デジタル担当大臣で有名なオードリー・タンさんは、トランスジェンダーとして生きていらっしゃいます。また、コロナ対策を成功させ支持率爆上がりな総統・蔡 英文さんも同性婚や先住民などの理解が深いのも有名なお話。

女性管理職何%とかを新卒採用HPにだしてドヤっている日本のはるか彼方を歩んでいます。

台湾が全て良くて、日本が全て悪いとわけではありません。旅行で数回訪れたわたしが全てを把握できるわけありませんし。

台湾社会には、「どんな人も、居ていい存在である」という共通認識のような気分があるんです

p239

「居てもいい存在」については、本著で詳しく語られています。考えさせられるお話でした。

そのほか

台湾でもウツはくるのか?

大原さんの1ヶ月の支出表(他の本にもあるんですが、私めちゃくちゃ好きなんですよね) 

台湾で出会った人々の話 などなど

クスッと笑える話から、じんわりくる話まで多岐にわたって語られています

コロナで、色々変わったこの世の中。今まで感じたことのないストレスも増えました。こころが落ち着くような、あったかいお茶を飲んでいるようなエッセイでした。

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