こんばんは、ぬんです
明るい話ないかなぁと思って探していたら「後妻業の女」を発見
明るい話ないかなぁという当初の目的を忘れて、視聴笑
カバー画像は、映画.com
鑑賞前に注意したいこと
PG12の概念が崩壊するくらいラブシーンあり。胸もまるまる見えてるので、これ本当にPG12?
CMで結構出ているので、確認してみてください。ちなみに、CM内で大竹しのぶが、鶴瓶の鶴瓶みて「通天閣や〜」と言ってます
でも、鬼滅の刃と同じPG12です
視聴方法
Hulu
概要
黒川博行の「後妻業」が原作。木村佳乃主演でドラマ化もされています。
制作年
2016年
監督
鶴橋康夫
あらすじ
武内小夜子(大竹しのぶ)は、実は後妻業の女。結婚相談所のオーナー・柏木亨(豊川悦司)タッグを組んで高齢者を口説き落とし順調に金を奪っていた。内縁の夫の葬式の際、いつものように金を奪って消えようとしたところ、次女・中瀬朋美(尾野真千子)に疑われてしまう。
出演者及び役柄紹介
武内小夜子(大竹しのぶ)
凄腕の後妻業の女。趣味は、読書と夜空を見ること(仮)。狙った獲物は逃がさない。
柏木亨(豊川悦司)
婚活相談所オーナー。未婚の婚活相談所オーナーなんているのだろうか。若い子と遊ぶのが趣味。
中瀬耕造(津川雅彦)
小夜子の犠牲者。女子大の教授だった上に娘がいるが、素敵な趣味あり。
中瀬朋美(尾野真千子)
中瀬耕造(津川雅彦)の次女。男運がない。小夜子の本性を疑い、調査を開始する。
西木尚子(長谷川京子)
中瀬耕造(津川雅彦)の長女。お嬢様気質。
三好繭美(水川あさみ)
ホステス。柏木亨(豊川悦司)の愛人1。WIN-WINな関係。
岸上博司(風間俊介)
小夜子の息子。性格なのかジャンキーなのか不明だが落ち着きがない。
本多芳則(永瀬正敏)
探偵。
舟山喜春(笑福亭鶴瓶)
スカイツリーを持つ男。
感想
そもそも後妻業ってなに?
“財産目当て”で高齢男性を狙い、入籍あるいは内縁関係になったあと、遺産を根こそぎ狙うやり方を俗に「後妻業」と呼ぶ。
PRESIDENT 2017年10月16日号
現実の事件にもなっており、関西青酸連続死事件などがあります。
また、有名どころですと相棒シリーズでも遠峰小夜子(西田尚美)が出てきます。主人公・杉下右京(水谷豊)のここ最近の好敵手でもあります。
彼女の場合男女関係なくものにしてしまうので設定は少々違います。遠峰の初登場は2018年ですので明らかに「関西青酸殺人事件」や本作(原作小説もふくめ)を意識して作られたキャラクターだと考えられます。
下記より、ネタバレを含みます
善人が出てこない
竹内小夜子(大竹しのぶ)と柏木亨(豊川悦司)が成敗されるお話ではありませんでした。
小夜子と結婚もしくは交際するおじいさんたちにも(殺されるのはもちろんかわいそうとはいえ)多少なりとも癖があったりします。
また、中瀬朋美(尾野真千子)自体もお金に困ってる描写があります。父の死の真相よりも自分のお金が欲しかった故の行動から悪事が発覚する。なんとも皮肉がこもっている映画です。
なぜ今まで後妻業バレなかったのか?
中瀬朋美(尾野真千子)の登場でようやく小夜子の悪事が暴かるのですが、なぜ今までバレなかったのでしょうか?
父親が再婚していたとしても気づかないような親子関係ばかり狙っていたからだと考えられます。
また、被害者男性は孤独で、子供達からも興味を持たれていなかったが故に、自分に興味を持ってくれる小夜子に溺れてしまったと推測されます。
小夜子の狂気
幸せそうじゃないんだが、、
小夜子は、淡々と後妻業をやっていますので、そこそこお金もあるはず。ですが、あまり幸せそうには見えません。歌いながら殺人を行う小夜子は、もはや人ではない何かのようでした。
息子との関係
息子との関係も最悪で、息子とのシーンは毎回殴り合いになっています。
最後の揉み合って息子が小夜子に手をかけますが、死体に対して嫌悪感を抱いているようでした(なお死んでませんでした)
小夜子が求めていたものって?
舟山喜春(笑福亭鶴瓶)が、詐欺師だと分かった後もお付き合いをします。最終的には、舟山に捨てられますが、その際本当に欲しいものは手に入らないのよねと一人呟きます。
謎の女
小夜子の幼少期は語られず、30歳の初婚の時から語られます。次から次へとモテますが、後妻業をしたくて始めたというよりは、なんとなくはじめてしまい、才能もあったので続けてしまった印象を受けました。
ラストシーンでは今までの話何もなかったの?というくらい何事もなかったかのように後妻業に復帰。末恐ろしい女でした。
個人的おすすめシーン
最強後妻業の女VS父の財産を取られた娘
小夜子と中瀬朋美(尾野真千子)が、焼肉店で掴み合いになって殴るシーン。
尺も結構長く、文字通り肉を投げつけ合うえげつないシーンでした
まとめ
俳優陣も豪華で、最後の最後まで楽しめました
しばらくしたらまた見たくなる癖になる系の映画でした。
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