【映画感想】「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」格差社会も描いたスパイ並みのカンニング作戦

タイ

こんばんは、ぬんです!

ずいぶん前にCMで見かけて気になっていた本作!Huluで配信されたので、さっそく見てみました!

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視聴方法

Hulu

鑑賞前に注意したいこと

特にないです

嘔吐描写があるので、食事中・前後にはおすすめしません。

概要

心拍数急上昇!禁断の試験シーン!『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』本編映像
実際のカンニング事件が元

公開年

2017年(タイ)

公式サイト

[映画]バッド・ジーニアス -危険な天才たち- 2018/9/22(土)、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー (maxam.jp)

あらすじ

小学生の頃からずっと成績はオールA、さらに中学時代は首席と天才的な頭脳を持つ女子高生リン(チュティモン・ジョンジャルーンスックジン)。裕福とは言えない父子家庭で育った彼女は、その明晰な頭脳を見込まれ、晴れて進学校に特待奨学生として転入を果たす。新しい学校で最初に友人となったグレース(イッサヤー・ホースワン)を、リンはテストの最中に“ある方法”で救った。その噂を聞きつけたグレースの彼氏・パット(ティーラドン・スパパンピンヨー)は、リンに“ビジネス”をもちかけるのだった。

公式サイト より

出演者及び役柄紹介

リン(演:チュティモン・ジョンジャルーンスックジン)

天才的な頭脳をもつ少女。父子家庭

バンク(演:チャーノン・サンティナトーンクン

リン同様天才的な頭脳をもつ少年。母子家庭

パット(演:ティーラドン・スパパンピンヨー

金持ちの息子、グレースの彼氏で、リンにカンニングビジネスを持ち掛ける

グレース(演:イッサヤー・ホースワン

パットの彼女、リンの友達。舞台女優を目指している。

【ネタバレあり】感想

期待以上に面白く、売りのカンニングシーンもドキドキハラハラが止まらなかったです

カンニングを頭のいい少女とその仲間たちが行う映画かと思いきや、社会の不条理さも描いた作品でした。

友情が世界規模のカンニングへ

リンがカンニングを始めたのは、グレースを救うためでした。

方法も消しゴムを渡すだけというシンプルなもので、リンはグレースを応援したいという純粋な気持ちからだと思います

リンは友人が作りたかっただけだと思うのですが(リンは転校生ですし)、無垢な気持ちと裏腹に、リンの頭の良さと発想力に友人たちが漬け込みます。

カンニングが学年規模に

見事、リンのおかげでグレースは、演劇を続けることができましたが、グレースはパットにそのことを話してしまいます。

リンは、裏切られたと傷心しますが、グレースは当たり前のように話してしまいます。

その後、リンは振り切ったかのように、学内からお金と引き換えに答えを教えるようになります

父親によい服を買うという方向で、喜びを見出すリン。こみあげてくるものがありました。

世界規模の統一入試<STIC>

校内でのカンニングはばれてしまいますが、パットとグレースは反省の色なく、今度はSTICのカンニングを要求してきます。

持つものと持たざる者の格差社会

カンニングがメインの本作ですが、格差社会にも焦点が当たっています。

韓国映画「パラサイト」みたいに色濃く描かれているわけではないので、少し中途半端な感じもしましたが、高校生からみる貧困や格差がきれいに描いているなと感じました

格差はもちろんのこと、大人の都合についても描かれています。

教師の賄賂は許されているのに、なぜカンニングが許されないのか?このリンの問いに答えられる教師はいるのでしょうか

格差社会

本作の登場人物たちを金持ち順に並べるとこんな感じ

  • パット(国内でも最高層の金持ち、家にプールあり)
  • グレース(地元企業のご令嬢、多くの学生たちがおそらくこの層)

 ~越えられない壁~

  • リン(父が定職につき、リンが仕事をする必要はない)
  • バンク(放課後は、家の手伝いをする)
  • バンクが放置された場所に住む人々(学校にもおそらく通えていない)

本作では、おおよそ5階層に分かれているのかなとおもいました。

パット・グレースは、搾取する側、リン・バンクは搾取される側です。リン・バンクはお金をもらうことで、リスク(カンニング)を負わされることを強いられます。

ラストシーン

STICのカンニング後、バンクとリンがそれぞれ重要な選択をします

バンクは?

中盤まで、カンニングを許さない態度だったバンクですが、パット(に雇われた人)に拉致・暴行された後考えが変わり、カンニングを手伝います。

パットのせいで留学試験が受けられなくなったことが最大の要因ですが、最下層の人々を見てこうはなりたくないという気持ちが芽生えたのではと思いました。

その後も、バンクの闇落ちは加速して、今度は逆にリンをカンニングに誘います。

リンをカンニングへ誘うシーンは、カンニングで得たお金で買った最新の洗濯機が、新品のままおいてあり、クリーニング屋から脱却できていない(搾取される側のまま)皮肉めいたものを感じさせます。

ほかにもバンクの母親は、バンクの顔を一切見ない(同じ搾取される側のリンとの違い)など、ラストの決断への伏線でしょう

リンは?

父に罪を告白し、STICのカンニングをしかるべきところに告発します。

その際、今までは暗めな背景(もしくは曇り空)が多かったのですが、真っ白になり、パットやグレース(搾取する側)へ一矢報いる行動をとります。

【まとめ】「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」

スパイ並みのカンニング劇と格差社会についても描かれている本作。

単純にエンタメとして飽きることなく楽しめる一作だと思うので、ぜひ見てみてくださいね!

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