こんばんは、ぬんです
「9人の翻訳家」が配信されたので早速見ました!
視聴方法
Huluで視聴!
鑑賞前に注意したいこと
特にないです
グロイ描写や性的描写もないです
概要
公開年
2019年(日本は2020年)
監督
レジス・ロワンサル
「タイピスト!」ほか
あらすじ
全世界待望のミステリー小説「デタリュス」完結編の各国同時発売のため、9人の翻訳家が集められた。ところが、翻訳家と出版社しかしらないはずの「デタリュス」の内容が流出する。
出演者及び役柄紹介
エリック・アングストローム (演:ランベール・ウィルソン )
売り上げ至上主義の社長
カテリーナ・アニシノバ:ロシア語(演:オルガ・キュリレンコ )
ミステリー小説「デタリュス」作品のヒロインにのめり込んでいる
ダリオ・ファレッリ:イタリア語(演:リッカルド・スカマルチョ)
説明なくてもわかるイタリア男
エレーヌ・トゥクセン:デンマーク語 (演:シセ・バベット・クヌッセン)
実は作家志望でもある
ハビエル・カサル:スペイン語(演:エドゥアルド・ノリエガ)
どもり癖がある
エドゥアルド・ノリエガで調べると爆イケ画像が出てくる。役者ってすごい。。
アレックス・グッドマン:英語 (演:アレックス・ロウザー)
最年少。
演じたアレックス・ロウザーは、「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」の子役で出演している
イングリット・コルベル:ドイツ語 (演:アンナ・マリア・シュトルム )
レズビアン。ハリーポッターに出てきそうな服装。
チェン・ヤオ:中国語(演:フレデリック・チョー)
唯一のアジア系。
演じているフレデリック・チョーは、中国系カンボジア人
テルマ・アルヴェス:ポルトガル語(演:マリア・レイチ )
うるさい。タトゥー多め
コンスタンティノス・ケドリノス:ギリシャ語(演:マノリス・マヴロマタキス )
大学教授と二足の草鞋
ローズマリー・ウエクス(演:サラ・ジロドー)
エリックの秘書
エリックからパワハラを受けている
ジョルジュ・フォンテーヌ (演:パトリック・ボーショー )
書店店主
【ネタバレあり】感想
そっち~!?みたいな予想外の展開で最後まで楽しめました
アクションシーン?があったのは結構想定外でした笑
原題は「Les Traducteurs」((特定の)翻訳家たち)で、日本語題は「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」。
日本語題”囚われたベストセラー”というところ、結構ネタバレじゃないか?と思いました笑
話が全く見えない
なぜ、本の内容が流出したのか?というのが本作の焦点です
殺人事件とかではないので、正直楽しめるのかなと思っていたんですよね。ただ、犯人および動機を当てるのが難しく、引き込まれました
軟禁状態の中で、だれが流出できたんだろう。。。と考え始めたら本作の思うつぼなのがなかなか悔しい笑
本の内容を流出の経緯がわかったとき、すべてがすっきり解決したところもよかったです。
余談ですが、映画「プラダを着た悪魔」にて、アン・ハサウェイ演じるアンドレアが、メリル・ストリープ演じる・鬼編集長ミランダに、ハリーポッターの原作を入手するように無理難題を言われたのを思い出してしまいました。(こちらはちゃんと入手できますね)
動機は単純!でも見抜けない
犯人は、アレックス。
親しかったジョルジュ・フォンテーヌを殺されたことへの復讐でした。
アレックスの正体は、ミステリー小説「デタリュス」の作家なんです。
ただ、売れっ子ミステリー小説家だけあって、ただ復讐にはしない。エリックの資産をすべてなくして、自白させるという最高のシナリオ。
でもこんな復讐したことないし、想像なんですが、たぶん心に穴が空くだけだと思うんですよね。思いを寄せつつあったカテリーナは、瀕死だし。。
ミステリーとしては面白かったんですが、やりきれなさを感じました
前編・後編やドラマ版でみたい!
9人も翻訳家がいるのに、人によってはスポットライトが当たらず。「オリエント急行殺人事件」みたいに全員が犯人とかでもないので、5人くらいでよかったんじゃないかなと思いました
例えば、ドラマみたいに、1話1人とかでスポットライトがあたって、なぜ翻訳家になったのか?とかなぜ2カ月も軟禁されるような仕事を引き受けたのか?など、その人の人となりがもっとわかるようなものが欲しいと感じました
ギリシャ語、イタリア語、ロシア語の翻訳家あたりは、前半かき回すものの後半は存在感が薄かったです。とてもいいキャラをしているのにもったいない感じがしました
また、ミステリー小説「デタリュス」の内容が、あんまりわからないので知りたい!
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