【感想】ONE PIECEの「ゾウ」編、なぜつまらなく感じるのか&考察

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結論

ボスがいないから

理由

伏線のための編である

ゾウ編は多くの編と異なり、ルフィが戦って誰か、平たくいうと強敵を倒すことがない。ホールケーキアイランド編で活躍する仲間の出会いや雷ぞうの救出に主眼が置かれているため、そもそも戦闘がほとんどなく状況の整理と今後の展開についてが描かれている

やっぱりワンピースの醍醐味は、麦わらの一味が強敵(悪)を倒すところである。伏線を貼ることやホールケーキアイランドやワノ国への準備が必要とはいえ、ダラダラ伏線が張られてるのを見ているのも結構しんどいものがある

ジャックと少しやり合う場面もあるが、実際ジャックは倒せていないし、(その割にはワノ国ではキングやクイーンに主眼が置かれていて、思ったよりあっさり退場した気がする)例えば「飛び六胞」の一角くらい落としてもよかったのでは…

ワノ国編で「飛び六胞」、ドレークくらいしかまともに活躍してないし、キングやクイーンに比べればどうしても見劣りしたし、ここで花持たせてあげてもよかったんちゃう?

考察

カン十郎裏切りの伏線

ドレスローザ編で、カン十郎に賞金がかからなかったり、なぜジャックがゾウに雷ぞつがいることを知っていたのか(モモの助や錦えもんは、カン十郎自身より後にはぐれているため、居場所がわからない。しかし、雷ぞうは自分よりも前に逸れているのでわかる)など他にも伏線はあるものの、宿敵であるカイドウをイメージさせる「りゅーのすけ」を生み出したり、錦えもんを道連れにしようとしたりとコミカルに描かれてはいるが、決定打となるような裏切りの伏線を残している

「りゅーのすけ」を作った時に錦えもんも怒ればいいのに…と思わんでもないけど、錦えもんは頭がキレる部類ではないのはワノ国で証明されているので、まぁキャラクターの動きとしては間違っていないのか笑

まとめ

ゾウ編はこの後に続くホールケーキアイランド編やワノ国編の繋ぎの章のため、主だった敵がおらず、若干のつまらなさを感じました

後から読み返せば、カン十郎の裏切りの伏線が仕込まれていたりと楽しい部分ももちろんありますし、ズニーシャやポーネグリフの謎はいまだに解決されていないはず(私が知ってる限り)なので、伏線だと思っていないものが伏線だったりして後から発見があるのかなぁ…

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